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日常に美を意識する

Lecture

講座

 

ユヌス・エムレ・インスティトゥート東京の連続美術講座 [トルコの美術と文化講座]

2016年―至現在

 

第1期 トルコ美術の見どころ入門編 (2016年)

第1回:トルコ民族のイスラーム世界への進出とトルコ美術の形成

第2回:信仰心の象徴としてのモスク

第3回:エザーン(礼拝の呼びかけ)で目覚める町

第4回:オスマン帝国の首都イスタンブル

第5回:オスマン帝国の象徴としてのトプカプ宮殿(1)宮廷の建築と機能

第6回:オスマン帝国の象徴としてのトプカプ宮殿(2)庭園の文化

第7回:オスマン帝国の象徴としてのトプカプ宮殿(3)宮廷工房

第8回:オスマン帝国の象徴としてのトプカプ宮殿(4)食文化

第9回:オスマン帝国の象徴としてのトプカプ宮殿(5)ハレム

第10回:オスマン帝国の東西文化交流(1)トルコ美術と中国美術・日本美術

第11回:オスマン帝国の東西文化交流(2)トルコ美術と西洋美術

第12回:オスマン帝国西欧化の象徴としてのドルマバフチェ宮殿

 

第2期 トルコ美術のパトロンと巨匠たち (2016年―2017年)

第1回:セルジューク朝美術のパトロンと巨匠たち

第2回:首都コンヤのメヴレヴィー教団(イスラーム神秘主義教団の一つ)と美術

第3回:オスマン帝国の古都ブルサの美術

第4回:美術のパトロンとしてのメフメト二世(1)トプカプ宮殿の建設。宮廷工房の設立

第5回:美術のパトロンとしてのメフメト二世(2)伝統的なイスラーム美術と

ルネッサンス美術の融合

第6回:スレイマン一世の時代に活躍した巨匠たち(1)建築家スィナン、画家マトゥラクチュ・ナスーフ、画家シャー・クル

第7回:スレイマン一世の時代に活躍した巨匠たち(2)能書家カラ・ヒサーリー、文様絵師の巨匠カラメミ

第8回:ムラト三世を取り巻く美術の世界(1)皇子の割礼祭

第9回:ムラト三世を取り巻く美術の世界(2)イズニク陶器とタイルの伝統

第10回:オスマン帝国を飾った美術工芸品

第11回:アフメト三世のチューリップ時代の美術

第12回:アブドゥルハミト二世時代の美術の西欧化

 

第3期 オスマン帝国の華 (2017年)

第1回:スルタンの玉座;スルタンの権力の象徴。椅子と床に座す文化の共存

第2回:トプカプ宮殿に飛来した鳳凰と龍;中国の霊鳥霊獣とオスマン文化

第3回:壁画としてのタイル;タイルに描かれた桃源郷

第4回:唐草(ルーミー)の人気;ギリシア、中国、日本と共有する蔓草文様

第5回:スルタンの居間に見る生活の美意識;伝統的な日常生活のなかでの美

第6回:宮殿のチューリップ花壇;宮廷から庶民へ広がったチューリップ文化

第7回:唐花(ハタイー)の流行;中国、日本とオスマン人が好んだ花蔓草

第8回:オスマン人の宴;オスマン人の食文化と作法

第9回:トプカプ宮殿の中国と日本の陶磁器;食器として使用された陶磁器

第10回:ハレムの女性たちがあこがれた美;女性たちのオスマン美術への貢献

第11回:女性の美・男性の美;オスマン的人体美と美しさを演出するもの

第12回:オスマン美術とジャポニズム;新たな日本美術との出会い

 

第4期 名品が語るトルコ文化 (2017年―2018年)

第1回:スルタンの肖像:肖像画にみる東洋と西洋

第2回:イズニク陶器:オスマン工芸の確立

第3回:スレイマニイェ・ジャーミイ:オスマン帝国とイスラーム

第4回:能書家カラ・ヒサーリーの『コーラン』:オスマン書道の発展

第5回:スレイマン1世の詩集:文様絵師カラメミの美の世界

第6回:ムラト3世の『祝典の書』:オスマン帝国の諸工芸に見る東西文化

第7回:ララ・ムスタファ・パシャの宴席:16世紀の食文化

第8回:トプカプ宮殿のハレムのタイル:タイル絵の世界

第9回:ムスタファ2世の准后ハスファ・スルタン:17-18世紀のハレム

第10回:絨毯:トルコの絨毯文化

第11回:アフメト3世の『祝典の書』:チューリップ時代の文化

第12回:国旗の話:オスマン帝国からトルコ共和国まで

 

5期 サライ・アルバムとトルコ文化 (2018年―2019年)

第1回: 「サライ・アルバム(宮廷詩画帳)」について(1)

第2回: 「サライ・アルバム(宮廷詩画帳)」について(2)

第3回: オスマン帝国で国宝級の価値を与えられたサライ・アルバム

第4回: 書と絵画のコラボレーション

第5回: 画家ムハムマド・スィヤー・カレムが描いた奇人・遊牧民

第6回: 預言者ムハムマドが描かれた作品

第7回: イスラーム世界における中国絵画の受容の痕跡 (1)

第8回: イスラーム世界における中国絵画の受容の痕跡 (2)

第9回: 墨の文化

第10回:切紙の文化

第11回:トルコの伝統文化と「サライ・アルバム」

第12回:東西文化交流の資料としての「サライ・アルバム」

 

6期 トプカプ宮殿の至宝 (2019年)

第1回:トプカプ宮殿の建築とチューリップ庭園

第2回:トプカプ宮殿の至宝:オスマン帝国の栄華

第3回:聖遺物:イスラーム国家としての権威

第4回:「トルコ至宝展:チューリップの宮殿 トプカプの美」の見どころ

第5回:展覧会鑑賞

第6回:書道と能書家:書で表現される世界観

第7回:絵画と絵師:宮廷工房が発信した絵画の世界

第8回:タイル装飾:チューリップ・百花繚乱の桃源郷

第9回:食文化と美術工芸:宮廷料理からトルコ料理へ

第10回:オスマン美術とヨーロッパ :西方への憧れ

第11回:オスマン美術と中国:東方への憧れ

第12回:オスマン美術と日本:近代化の中での美術外交

 

7 第7期 アナトリアの自然と美術 (2019年―2020年)

第1回:トルコの自然環境とアナトリア半島の歴史

第2回:最古の麦の栽培と麦の文化:「楽園追放」と麦

第3回:オリーブの地、アナトリア半島とその文化:橄欖(オリーブ)と光

第4回:トルコ民族のアナトリア進出と食文化の変化

第5回:天空の表現

第6回:自然と色彩感

第7回:百花繚乱の世界、オスマン帝国

第8回: オスマン帝国の造園

第9回: 楽園の動物と小鳥たち

第10回:水の文化

第11回:オスマン絵画に表現された風景

第12回:トルコ原風景の西欧化

 

8期 オスマン美術と日本美術:両美術にみられる類似の美的感覚 (2020年―

第1回:金彩の世界(1):『コーラン』と仏教経典の金彩装飾

第2回:金彩の世界(2):世俗美術における金彩表現

第3回:彼岸の世界: 楽園と西方浄土

第4回:草花の美: 文様絵師カラメミと琳派

第5回:建築装飾: タイル画面と障壁画

第6回:花を愛でる: 生花と造花

第7回:書の美: 書の鑑賞と書道

第8回:器の世界: 絵付けという作業

第9回:模写という学習方法:伝統から新たな創造の世界へ

第10回:吉祥の世界: 祈願の美術

第11回:詩画帳という空間: 書籍とは異なる想像の世界

第12回:美への視点